2001年 07月 17日
2. ジェットスプレー工法
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ジェットスプレー工法は,噴射直前に主剤(4.4´‐ジフェニメタンジイソシアネート)と硬化剤(特殊混合レジン)を攪拌混合した超速硬性ポリウレタンを圧縮空気により吹き付け,被覆面に塗膜形成する工法である。
JPUは,防水性がありながら適度な蒸気拡散性の特徴を有し,コンクリート中の水蒸気による塗膜の膨れの発生を抑制できる。更に,超速硬化性であるため,垂直面や上向きの吹付けが可能であり,従来工法に比べ複雑な形状の構造物や大規模面積の施工に効果的である。
主に,ビルや住宅の屋上などの防水工法に適用されている。
下の図は,ジェットスプレー塗膜の断面および一般のウレタン樹脂の断面を模式的に示したものである。一般のウレタン樹脂の場合,下地コンクリートからの水蒸気圧によって塗膜の膨れが発生する可能性があるが,適度な水蒸気透過性を有するジェットスプレー塗膜は,塗膜の膨れを抑制できることを示している。
JPUは,防水性がありながら適度な蒸気拡散性の特徴を有し,コンクリート中の水蒸気による塗膜の膨れの発生を抑制できる。更に,超速硬化性であるため,垂直面や上向きの吹付けが可能であり,従来工法に比べ複雑な形状の構造物や大規模面積の施工に効果的である。
主に,ビルや住宅の屋上などの防水工法に適用されている。
下の図は,ジェットスプレー塗膜の断面および一般のウレタン樹脂の断面を模式的に示したものである。一般のウレタン樹脂の場合,下地コンクリートからの水蒸気圧によって塗膜の膨れが発生する可能性があるが,適度な水蒸気透過性を有するジェットスプレー塗膜は,塗膜の膨れを抑制できることを示している。
by kougakuy
| 2001-07-17 07:56